マツダのロータリーエンジン

最近よくドライブに行きます。

私は速い車が好きでマツダのスポーツカー、RX-8に乗っていますが、この車は通常の車とは違う事がとても多く、例えばエンジンはロータリーエンジンという特殊なエンジンを積んでいたり、ドアが観音開き式だったり、全てが特殊な車です。

 

この車はとても燃費が悪く、私のRX-8でいうとリッターあたり7キロ走れば良い方で、困ったことに製造がとても難しいエンジンなので製造行程中にムラができてしまい、オーナーさんそれぞれのエンジンで燃費にかなりの差があるようです。

 

また、この車の最大の魅力であるロータリーエンジンという特性上エンジンルームのアペックスシールというレシプロエンジンでいうオイルリングの潤滑の為にどうしても燃料と一緒に潤滑油を燃やしてしまうという環境にとても悪い欠点があります。

話によればおおよそ1000キロ走るのに1リッターの潤滑油を燃やすとか・・・・。

潤滑油が燃えるということは潤滑油に含まれる炭素などの燃えカスがエンジンルームに蓄積していきます。

それによって燃料に火をつける電気部品であるプラグに付着、プラグの被りの原因になり、エンジンが回らないといった重大なトラブルにつながります。

そういった事情もあり、他車より潤滑油選びにシビアで、カーボンの少ないエンジンオイルが良いとされていて、エンジンオイルの交換も頻繁に行わなければなりません。

 

その他にもライト周りにも欠陥があったりするのですが(笑)、ただ、これだけ手がかかる車の方が逆に愛着が湧く気はしますし、何となく手をかけてやりたくなります。

 

車好きじゃない人にはわからない話ではありますが、以外と安価で買えるスポーツカーなので興味がある方はどうでしょうか?